山手線一周 徒歩の旅 3
【山手線一周 徒歩の旅 2 からの続き】
※ 2008年3月の話しです。
池袋に到着して、都会にようやく
戻ってきたという感じがしました。
こうした都会の喧噪は秋葉原以来
のように感じます。
山手線の北側のエリアに位置する
駅の中でも池袋は桁違いに大きい街です。
歩いている人の数も違います。
もう夜の10時を過ぎているのに
駅前の人出は大変多く感じます。
少しお腹もすいたので、
駅前のハンバーガーショップに入って
ハンバーガーを食べました。
食べながら、もう夜の10時なんで、
この先どうしようかと思案しました。
方針を決めなければなりません。
夜通し歩き続けるか。
どこかでホテルを見付けて泊まって、
この徒歩の旅の続きは明日にするか。
そんなことを考えているうちに
ようやく妻からメールの返信が来ました。
「なにアホなことやってんの?」
と(笑)。
ここまで歩いてきて
だいぶ足も疲れて来ました。
山手線一周に対して
もう半分以上は歩いてきたでしょうか。
しかし、泊まるには時間も中途半端だし、
現在いる場所も中途半端のように感じます。
「もう少し歩いておくか」ということで
目白駅に向かって歩き始めました。
目白では学習院大学を初めて見ました。
ちょっとここだけ高貴な雰囲気が
漂っていました。
私の勝手な思い込みで
そう見えただけかもしれませんが。
高田馬場~新大久保と
ざわざわとした街を抜けて
新宿駅に到着しました。
時間も11時過ぎ。
なんだか足もより一層重く感じてきましたし
ちょっと気分的にもマンネリ化してきました。
このままダラダラ続けるよりも、
今晩はホテルで休んでおいた方が
今回の徒歩旅行もなんとなく
充実したものになるような気がして
ホテルで一泊することにしました。
駅の中で電話帳を見付けて、
新宿界隈のホテルに電話しました。
もう結構遅い時間なので
少し大きなホテルの方が対応して
くれるのではないかと思い、
有名なホテルを中心に
電話をかけてみました。
何軒か目でようやく
シングルルームをゲットできました。
一泊6000円くらいでした。
ホテルに行く途中、
飲み物などの買い物をした後、
ホテルに到着しました。
身体はさすがに疲れていて、
シャワーを浴びた後
ベッドに横になると
すぐに寝てしまいました。
【続く】