山手線一周 徒歩の旅 2
【山手線一周 徒歩の旅 1 からの続き】
※ 2008年3月の話しです。
品川駅からスタートした
山手線一周徒歩の旅
二駅目の浜松町に到着しました。
品川~田町~浜松町間は
洗練されたオフィス街といった感じ。
街並みは近代的だし、
仕事がしやすそうな雰囲気でした。
新橋駅に到着した頃には
スタートから1時間半が経過していました。
「まだ3つ目の駅か」
少し先を急がないと
何時間かかるか分からないなと
不安になり始めたのはこの辺りでした。
新橋駅から有楽町駅の間は
線路下の飲み屋さんを
見ながらの歩きです。
「いろいろなお店があるんだなあ」
ときょろきょろしながら歩を進めました。
東京駅は丸の内側に到着。
はとバスが並んでいる横を歩くと、
歴史を感じる駅舎に到着しました。
東京駅の写真を撮って
すぐに神田駅に向かいます。
新橋~有楽町~東京~神田間は
東京の歴史を感じさせる街並みでした。
風水の本か何かに
「秋葉原は龍が住む町」と
書いてあるのを思い出しました。
秋葉原の街の下には龍が住んでいて、
そのため、この街は長年にわたり
大変活気があるとのこと。
土曜日の夕方という事もありましたが、
人出が多く、街は大変な賑わいでした。
品川駅から順番に歩いてくると、
この秋葉原という街には
確かに、他の街とは違った
際立ったエネルギーを感じ、
なるほど、龍が住む町という
表現にも納得がいきました。
商店街を通りながらの歩きです。
ここは昔ながらの庶民的な活気が
あって面白い雰囲気の街でした。
時間は夜の7時になっていました。
秋葉原で携帯から妻に
「秋葉原まで来たよ~」と
メールをしたのですが、
まだ返事がありません(寂)。
「もう1/3くらい来たかな」と、
お腹もすいたので上野の商店街の
立ち食い寿司店に入って
腹ごしらえをしました。
鴬谷はラブホテル街の中を抜けて行きます。
街の雰囲気も一気にアダルトな感じになり、
古めかしさもあって、
昭和のエッチな街といった感じがします。
猥雑な感じが面白い街でした。
日暮里~西日暮里は
つくばエキスプレスの影響で、
発展する兆しも見えなくはないですが、
なんとなく古めかしい感じがします。
もう夜の9時近いこともあって、
辺りは暗く、人通りも少なく、
ひっそりとした感じです。
文芸碑などもありますし、
坂も上ったり下りたりキツイし、
昭和レトロな感じがする街でした。
大塚はアダルトな怪しい雰囲気が漂う街。
このあたりの山手線の北側は
山手線の南側とは
だいぶ雰囲気が違って感じます。
若い人の街というわけでもないし、
近代的なビルが立ち並んでいる
というわけでもありません。
下町の古めかしい雰囲気を感じながら
池袋へと向かいました。
【続く】