旅風呂~たびブロ

旅の思い出などを綴ります

上海 4

【上海3から続く】

 

 

そんなこんなで約一週間を蘇州で

過ごしました。

 

そのように過ごしているうちに

中国での日常にも慣れはじめたこともあり、

 

しだいに他の町も見てみたくなりました。

 

ふと、頭に浮かんだのは「北京」。

 

二人に話すと、

「行ってみたら」とのこと。

 

地球の歩き方でいろいろ調べ

北京行きを決断。

 

翌日に蘇州を出発することにしました。

 

 

お二人には船から、上海、蘇州と

すっかりお世話になっています。

出発前の晩も食事を一緒に

させていただき、

今までのお礼を告げました。

 

 

翌日、北京行きの列車に乗車。

 

チケットは軟臥をとりました。

4人部屋の個室、

中から鍵もかかります。

 

いよいよ一人での旅が始まります。

 

 

列車で一晩を過ごし、

翌日、北京駅に到着。

 

約20時間の列車での旅でした。

 

 

その当時、北京の町は

近代化へ向かっての建設ラッシュ中。

 

その影響か、安い宿が

次々となくなっているとのことでした。

 

北京南駅のそばに安ホテルが

あるのをガイドブックで発見。

 

北京駅から北京南駅までバスで向かい、

ガイドブックを片手に歩いてホテルへ。

 

ホテルに到着し、

ドミトリー部屋があるというので

ベットを一つとりました。

 

確か一泊6ドルくらいだったと

記憶しています。

 

部屋で少し休んだ後、

北京の街を観光しに一人で外出。

 

まず最初に天安門広場を目指しました。

 

到着し、天安門広場を歩きます。

 

毛主席記念堂では毛沢東

腐敗処理がされた遺体を見学。

 

故宮を見学したり、

王府井を歩いたりして

宿へ戻りました。

 

 

ロビーに入ると私と同年代くらいの

若い日本人が二人で話しています。

私も挨拶をして話しに混ぜてもらいました。

 

聞くと別々の旅行者で、

いまここで初めて会い、

話をしていたとのこと。

 

三人で話しているうちに、

「明日、万里の長城に行かないか」

という話しになりました。

 

ツアー会社に観光ツアーの

予約をしに再度町に出かけ、

翌朝のツアーの三人分の予約を完了。

 

翌朝の待ち合わせ場所と時間を決め、

その日はお互いに分かれました。

 

 

翌早朝に宿のロビーで集合、

ホテルのそばの北京南駅の

構内で水餃子を朝飯で食べ、

観光バスの出発場所に向かいます。

 

出発時間になり、

万里の長城へ向けてバスは出発。

 

約2時間で到着し、自由行動とのこと

万里の長城を三人で歩きました。

 

 

【続く】